美人は…損?得?

安倍貞任を調べていたら「陸奥話記」に…「城中で綾のうすものを
身にまとい、美しい化粧をし、楼にのぼって攻撃軍を揶揄していた
数十人の美女も煙にまかれて泣いていたが、引き出されて攻撃軍の
兵士に”与えられた”。」…とあった

また「旧唐書(くとうしょ)」というのがあり、中国が唐の時代、
777年の正月”日本国の舞女11人”が渤海の貢物として唐朝廷
に献上されたとある。この舞女は当時、出羽などの蝦夷が独自に渤
海と交流しており、例えば…馬との交換として日本の舞女を交換し
たのでは?という憶測が成り立つのだという。当然、その当時の美
的感覚での美人であったろう…と。美人であるから、献上品となり
える。しかし美人であるから、殺されずに済むという事もあったろ
うが、慰み者としての人生は、死ぬより辛いのか…。

ところで、ハンコタンナという農作業時による紫外線防止、防虫防
止の顔を覆って眼だけ出す布がある。本来の画像を見ると、まるで
アラブ世界のターバンみたいなもので、アラブ世界では女性が顔を
隠すようなものに近いのかも…。

実はこのハンコタンナ本来の使用法とは、農作業中に顔を隠す事に
よって、自身の美人度がわからないようにするのだとか。何故かと
いうと、例えば遊行中の領主や殿様などに顔を見られ、美人だとわ
かると、見染められ連れて行かれるのだとか…

とにかく美人は、へたすりゃ玉の輿となるのだが、本来の生活から
隔絶される可能性もあるので、美人はなるべく顔を表に出さなかっ
たという歴史もあったようだ。果たして美人は、損か得か…。
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by stavgogin | 2009-10-19 08:08 | よもつ文
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