「夜行する女(ストリガ)」

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ゴヤの「空を飛ぶ魔女」を見ると、思う。魔女に箒とは、一般的な
イメージで定着しているけれど、このゴヤの絵を見るたび、箒とは
性的なものであると感じる。

またマザーグースの絵では、魔女は白鳥に乗っている。日本におい
ての白鳥とは、蛇の変化であるという。白鳥の長い首が蛇をイメー
ジする事から、白鳥と蛇は結び付けられている。そして蛇は男根に
結び付けられている…。

ところがこれはどうも、日本だけでは無いようだ。元々白鳥=蛇と
いう概念は大陸から伝わり、日本に定着したもののようだ。

魔女を調べると「飛び軟膏」というものがあるらしい。この「飛び
軟膏」とは飛行するのに必要な薬という事だ。この”飛び軟膏”が
出てくる童話は、まるで「夕鶴」みたいな物語で、女が…。


「決して見ないで下さい!」


というのにも関わらず、男は隙間から女の様子をうかがう。すると
女は陰部に何かの軟膏を塗っていたのだが、男が覗いているのがわ
かった時、女は窓から外に広がる空へと飛んで行った。


これを西洋の学者は、塗っているものは媚薬であり、空を飛ぶとい
うものはトリップする。つまり性的快楽に溺れる事を、こういう童
話に載せたのだろうという見解を示す。つまり魔女の乗る箒とは男
根であり、それに乗って飛ぶというものは、性的快楽に溺れている
事らしい。


それで「夜行する女(ストリガ)」とは魔女を表す言葉であるが、
スラングとして、夜にこっそり家を抜け出して浮気する女の意でも
あるらしい。古来から夜遊びする女は、不逞の輩であり魔女に通じ
るという事だ。これを現代にあてはめてみれば…。

世の中…魔女だらけだろう!!!(^^;
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by stavgogin | 2010-07-01 11:20 | よもつ文
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