智内兄助(ちないきょうすけ)の絵画

c0111772_8262564.jpg

好きな画家に、智内兄助という人物がいる。この画家の描く
絵は、妖しい少女の絵が多い。この絵を見ていると、少女と
いうものは”あの世”と”この世”を行き来する存在に感じ
てしまう。

少女でありながら、どこか大人の女性の色気を醸し出し、大
人を狂わせる存在?智内兄助の絵を見るたびに、少女という
ものは、どこか儚く崩れやすく感じるものの、その崩れゆく
先にあるものは異界への誘いのようにも思える。

こういう絵を好きな人物はロリコン気もあるか?などと一般
的に感じるかもしれないけれど、これは妖しの世界へ興味を
持つ者達への、一つのシャーマンとしての役割なのか?とも
思ってしまう。

とにかく見れば見るほど、恐ろしくも妖しく、その先の世界
を垣間見てしまいたくなる。

男ってのは、元々タブーを破る存在。「夕鶴」での”つう”
が「決して、機を織っている姿を見ないでください。」

またイザナミがイザナギに「決して振り向かないで…。」
という言葉をも信じきれずに振り向いてしまうという、女性
の示すタブーを破ってしまう男…。

多分、智内兄助の絵に登場する少女が現れて「決してこの先
に足を踏み入れてはいけない…。」と言われても、やはりそ
のタブーを、男は破ってしまいそうな気がする。

それほどまでに魅力に溢れ、禁断の地へと惹き込まれしまい
そうになるる存在の少女…。 それを描く智内兄助の絵世界は、
今後も目を離せない。
[PR]
by stavgogin | 2008-09-16 08:27 | よもつ文
<< ドッペルゲンガー 女性が獲物を狙う時? >>