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現在は花粉症やら、山の保水力やらで、杉の木の有用性に疑問が
残るのだが、それでも日本から杉の木が無くなる事など考えられない。

もともと聖域に生えていた神聖な木が杉であるから、今後も神社仏閣
の境内では確実に屹立してはいるだろう。

岩手県の航空写真を見ると、以外にダークグリーンの色が目立つ。
このダークグリーンの色を現しているのは、実は杉の木だ。常緑樹
として永遠性の象徴としても称えられてきたが、四季折々の日本の
風景というものは移り変わる季節と色合いの変化が美しいと云われ
ている中で、不変な杉の木の色合いは、全体の一部であったから、
映えいたのだと思う。

不変な杉の木は、ある意味人々の憧れでもあったのだが、実際の日
本人は、不変な杉より、散り際が美しい桜を愛でてきた歴史がある。

しかし不変のような杉の木だが、当然杉の葉は枯れ、それが地面に
落ちてそれを人々が焚き火の火種として重宝もされた。でも今では、
薪ストーブやら焚き火は、ダイオキシンの問題で、なかなかできな
くなってきたのもまた事実。それに伴い、子供達のキャンプに伴う
キャンプファイヤーもなかなか出来なくなった為、キャンプそのも
のも子供だけでは禁止という学校もチラホラ…。

無きゃ無くてもいいが、いざ無くなると、誰もが寂しさを覚えるもの
には、様々なものがあると思う。例えば、自分の地元には盆踊りが
無くなった。それは運営が面倒というのと、日本古来から続く踊りを
楽しむという風潮も無くなったというのが一番大きいせいだ。しかし、
今となっては、無くなった盆踊りを懐かしむ声が聞こえる。

今じゃ要らないと云われる?杉でさえ、もしも無くなってしまったら、
やはり寂しい思いに駆られるのだろう。

不変な杉の木の葉のダークグリーンも、写真の様に朝露と朝日を浴
びると、今まで見せなかった輝きと美しい色合いを示すものだ。
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by stavgogin | 2008-10-02 09:35 | よもつ文
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