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興味深い俳句と怖い思い出

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「五月夜や尾を出しそうな石どうろ」



いろいろな俳句を目にしていたけれど、このようなキワ物の俳句には、お目にかかった事が無かった。逆に言ってしまえば、かなり新鮮な俳句だ。

小さな頃、寝ようとして天井を見ると、天井のシミの中に、人の顔みたいなの見出したりして怖い思いをしたり。また幼稚園の頃までは、トイレが外にあった。そのトイレも古い小さな掘っ建て小屋みたいなトイレで、床なんか今にも崩れそうな板張りで金隠しも無く、ただ四角い穴が開いているだけ。とにかく、今にも床か腐って落ちそうな気がして、大きいのをするのは、怖くて怖くて…。また、臭いも酷く、よく鼻をつまんでトイレをしたものだった。

トイレには昔から幽霊の話が語られて、物心付いた幼稚園の頃には、既に姉達からトイレの幽霊の話を聞かされていたので、夜のトイレはいろいろな想像を巡らせて怖かった…。


とにかく子供の頃には、いいろな怖い想像をして、勝手に怖がっていた思い出がある。それがいつしか迷信だと知り、自分の中から恐怖心というのがいつの間にか失せていた。それでも好奇心だけは今でも持っているので、心霊スポットなどには楽しみながら今でも行っている。

今回紹介した俳句は、その子供の頃のイメージを大人になっても未だ抱き続けている、夢のある俳句だなぁと感心した。

この俳句を詠んだ大人とは誰であろう…実は、泉鏡花の俳句だった。つまり、泉鏡花の根底とは、やっぱりキワ物なんだねぇ。こんな俳句を詠む泉鏡花には、かなり好感持てるなぁ(^^;
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by stavgogin | 2010-04-28 17:52 | よもつ文

死の舞踏

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この動画は、映画「ホワイトナイツ」の冒頭のシーン。この映画が初めてのバリシニコフ体験だった。またバッハの「パッサカリアとフーガ」の管弦楽曲盤が妙に新鮮に聴こえて、いきなり映画のバリシニコフの踊りと共に引き込まれていったのを記憶している。

バッハといえば、何というか天上の音楽のイメージ。とにかく美しい程の天国的なイメージが既に定着している感があるけれど、この映画に使用された管弦楽曲「パッサカリアとフーガ」を聴くというか、バリシニコフの踊りと一緒に観て聴いて感じたのは、こりゃぁ天国じゃなく”死の舞踏”だなぁ…と。

「死の舞踏」という曲は、リストやサン・サーンスが有名だけれど、この死の舞踏の発生は14世紀のペストの流行に遡ると云われている。とにかくペストが流行した時代のヨーロッパでは、歩く人々が苦悶の表情を浮かべながらバタバタと倒れ、立ち上がりまた倒れていったという。その情景を当時の人が、まるで死神がいたるところで、跳梁跋扈しているように…まさに踊っているように感じたと伝えられ、そのイメージがリストやサン・サーンスの時代まで語り継がれたんだろうなぁ。

画像は、ハンス・ホルバインにより描かれた死の舞踏の版画。まさに骸骨が踊る死の舞踏だ。

で…思ったのは、映画「ホワイトナイツ」でのバリシニコフの踊りと、バッハの「パッサカリアとフーガ」はもしかして、14世紀のそれこそ”死の舞踏”を再現したものじゃないか?と以前から思っていた。たたま今回久々に観て聴いて、やはり同じイージか被さった。つまり冒頭の音楽と踊りは、天上の作曲者バッハを逆に地獄へ落とすという、ブラックユーモア?に満ち溢れたものであり、その発想が、このバリシニコフの創作されたモダンバレエじゃないかと…。
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by stavgogin | 2010-04-27 19:34 | よもつ文

河童祠?の秘密。。。

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遠野の河童淵を有名にした人物として、故・安部与市爺様いた。遠野の
河童淵がテレビなどで放映されるたびに登場したのが、写真の与市爺様。
いつしか河童淵は、この与市爺様に会いたい!という観光客で溢れてい
た。
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実はこの与市爺様、かなりの助平爺様であった。与市爺様の大切な女河
童像というのがあって、現在河童淵の辺にある祠の中に与市爺様の遺影
と共に奉納されている。
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この写真の女河童像は、与市爺様がとある温泉へと旅行した際に購入し
た女河童像であり、いゆる”秘宝館”向けの像であった。与市爺様は、
ごく稀に、河童淵を訪れる観光の女の子に見せる為、この女河童像を持
ってきて見せていた。実は、この女河童像をひっくり返すと、リアルな
女陰が象られており、それを観光客の女の子に見せ「きゃ~!」という
声を聞くのが楽しみでもあったようた。

今から30年前くらいにも、テレビ東京の放送において与市爺様は、レ
ポーターの女性にニヤニヤと笑いながら「ほれっ!」と言って女河童像
の裏側を女性レポーターの顔に向けて見せ、女性レポーターが声を上げ
るのを楽しんでいた。当然の事ながら公共のテレビであった為に、その
女河童像にはモザイクが、かけられたのだが…(^^;

とにかく遠野の河童淵へ行って気になったら、祠の内部の河童像を見て
確認してくださいませ(笑)
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by stavgogin | 2010-04-24 15:48 | よもつ文

ディープキスする樹木

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岩手県花巻市の胡四王山の、とある場所に生えている杉の木は、
抱き合うように繋がった樹木だ。触れると愛が生まれるという
”愛染杉”だ。これは男女が抱き合って接吻を交わしていると
いうアツアツの杉の木で、これを見ながら宮澤賢治はニタニタ
したとか、しないとか…(^^;

ただこの愛染杉の難点は、触ると愛が生まれるという事
つまりで、この愛染杉に触った後に会った女性と愛が生まれる
というのは、少々怖いものがある。出会う女性が全て自分の好
みの女性とは限らないからだ。だから今回は「触らぬ神に祟り
無し」とし、この地を後にした。まあ一番いいのは、自分の好
きな女性を、この愛染杉の場所にデートに誘い、この杉に触れ
るのがいいだろうが、余程の関係じゃない限り、この山奥の暗
い場所まで、女性は来てくれないのだと思うのだが。。。
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by stavgogin | 2010-04-23 08:59 | よもつ文

奥州戦争の果て(アテルイ時代から奥州藤原氏までの…。)

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蝦夷征伐という俗称の元、古代から沢山の兵士か奥州へとやってきた。
蝦夷の平定を本気で考えた桓武天皇時代、坂上田村麻呂を征夷大将軍
とし、本格的な戦闘が行われた。

その後、前九年の役で安部一族との戦い。また奥州藤原氏を滅ぼした
鎌倉幕府の兵隊たちとの戦いが、北上川が流れる奥州の地で行われて
きた歴史がある。

ところで話は変わるが、岩手県で米を買うなら江刺米と云われる。例
えば、コシヒカリを買うなら”魚沼産”を買えと同じ感覚だ。では、
何故岩手県は江刺米なのか理解できたのが、川の氾濫の歴史も深い北
上川と、過去に起きた歴史の戦いか大きいのだろうという考えに落ち
着いた。

嘉永年間、遠野で大々的に百姓一揆が起きた。百姓達の必死の訴えに
結局、藩側か折れ、その一揆に参加した何千人という百姓達一人一人
に対し、米1升と、お金を五十文与えた。そのお金を貰った百姓達は
大いに喜び、そのお金を遠野の町で使い、沢山食べて飲んで、帰って
行ったという。その百姓達の帰った後に残ったものは何かというと、
大量の糞尿であったと。当時は、上品なトイレなるものを使う習慣も
無く”野糞”文化であった為だ。それにより遠野では「向こう三年、
肥し要らず」となったそうな(^^;

遠野で起きた何千人という百姓一揆でさえ3年は肥し要らずとなった
のだか、過去に何万、何十万という兵士達が戦った奥州という地には、
大量の糞尿が落とされた事だろう。また兵士だけて無く、平野が広が
る北上川沿いの奥州という地は、馬上の戦い場所でもあった。当然の
事ながら、人間の糞尿以外にも、馬糞が山と溜まった事だろう。それ
をたまに氾濫する北上川が均等に流し、肥沃な大地ができたのだと考
える。

つまりだ奥州の地で採れる”江刺米”が何故評価が高いのかと
考えるのは、アテルイや安倍貞任・阿倍宗任、奥州藤原氏と、それら
に相対した坂上田村麻呂であり、源義家であったり、源義経も当然含
まれるのだろう。その武将達の歴史的糞尿で形成されているからこそ、
奥州の江刺米は美味いかもしれない。
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by stavgogin | 2010-04-22 12:41 | よもつ文

うさぎトイウモノ。。。

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あとどれくらい 切なくなれば
あなたの声が 聴こえるかしら

なにげない言葉を瞳合わせて ただ静かに
交わせるだけでいい 他にはなんにもいらない

碧(アオ)いうさぎ ずっと待ってる 独りきりで震えながら
淋しすぎて 死んでしまうわ 早く暖めて欲しい

あとどれくらい 傷ついたなら
あなたに辿(タド)りつけるのかしら

洗いたてのシャツの匂いに 抱きすくめられたら
痛みも苦しみも すべてが流れて消えるわ

碧いうさぎ 鳴いているのよ
そう あなたに聴こえるように
たとえずっと届かなくても 永遠に愛しているわ


碧いうさぎ 宇宙(ソラ)を翔けてく 心照らす光放ち
愛の花に夢を振りまき 明日へと Ah…

碧いうさぎ 祈り続ける どこかに居るあなたのため
今の二人 救えるものは きっと真実だけだから

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ウサギは寂しいと死ぬという迷信が昔からあったけれど、それを
決定付けたのが、覚醒剤で捕まった酒井法子の「碧いうさぎ」と
いう歌が流行ったのも、その要因の一つと言われている。この作
詞家も「うさぎは寂しいと死ぬ」という迷信から、こういう曲の
作詞をしたのだろう。

ただ寂しいから死ぬというのは外れているようで、当たっている。
人間だって、孤独でいれば寂しいというストレスで寿命を縮める
ものだから…。

因幡の白兎の話では、ウサギというものは虐められる、どこか情
けない存在。それでも昔話を紐解くと狡賢い存在としてのウサギ
の姿も語られている。なんとなくだけど、ウサギには二面性があ
るのでは?などと考えてしまう…。

ウィキによれば、キリスト教世界でウサギは(性的)誘惑のシン
ボルとされているのは、ウサギが発情期に関係なく生殖行為を行
うからだとされている。米国の成人誌『PLAYBOY』のキャラクター
である「ラビットヘッド」の由来は、人間以外の哺乳類で一年中
発情する動物はウサギくらいということから、生殖能力が高いと
いう意味で採用されている…なのだと。

ウサギというものは、猛禽類や獸の餌になったりで弱い存在だ。
それが今でも個体数が減らないのは、旺盛な繁殖力にある。とに
かく長い世紀、生き延びてこれたのはその交尾能力にあるようだ。
ウサギの交尾時間は1分~2分と云われ、人間的に言わせてもら
えば♂ウサギは”超早漏”となる。そして♀も交尾したと思った
らすぐに排卵するので速攻で妊娠してしまう。

またウサギの妊娠期間は29日~35日で最低1羽から最高22
羽まで出産するのだと。(ウサギは1羽、2羽と数える。)発情
期は人間と同じで一年中

また、妊娠していながら交尾を果たし、重複妊娠できるというの
は、ウサギならでは。可愛い顔していながら、次々と交尾を果た
し子孫繁栄に励むウサギとは、人間に例えれば”ブリッ子”その
もの見た目可愛くとも、ウサギには騙されるでは無い

画像は、捕まえた野ウサギ。。。
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by stavgogin | 2010-04-21 11:18 | よもつ文